thanks to: ROBIN RITOSS for her splendid photos
February 6-11, 2013
Kanako MURAKAMI 村上佳菜子選手 Machiko YAMADA 山田満知子コーチ インタビュー mixed zone/press conference interviews
181.03(PB) 3rd (SP[PB] 3rd FS 3rd)
EX"Someone Like You / Rolling in The Deep"
@ 2013 4CC
SP
64.04([PB] TES34.77 PCS29.27) 3rd
{StSq3 +0.71, 2A +0.57, FCSp4 +0.21 // 3T-3T +1.00, 3F +0.00, CCoSp4 +0.64, LSp4 +0.79}
► 今日の演技を終えて
緊張はすごくしていたんですけど、落ち着いて・気合いを入れてがんばろうと滑って、今シーズン初めてノーミスだったので、終わった時はすごくうれしかったです。
今日は、気持ちの持っていき方とかもすごくうまく出来たな、っていう実感があります。全日本のフリーの時のように落ち着いて滑ったので、それが良い結果につながったかなと思っています。
最初の(構成要素の)ステップをしている間も、気持ちは込めてたんですけど、全日本のフリーのように「落ち着いて落ち着いて」と頭の中でその言葉を繰り返してやってました。
——演技後には笑顔でしたね。
フリップが終わった時に「よっしゃ!」と思って、「スピンがんばって回るぞ」と最後のスピン終わった時はほんとにうれしくて、笑っちゃいました。
——山田コーチからの言葉
(演技前は)「すごく調子良くきてるから、思い切って自信持ってがんばりなさい」と。
——演技前に手を振り払うような、気合いを入れる動作をされていましたが?
昌磨(宇野選手)が、いつも練習とか試合の時に「パッパッ」とやっているのを見て、いつも失敗しないので「これをやったら飛べるんだ!」と思って練習の時にやってみたら、結構調子良かったので(笑)、(全日本後に)やるようにしてます。
——今日の演技で修正したいところ
すごく、全体的には良かったかなと思ってるんですけど、直すところはまだたくさんあって、フリップがちょっと危なかったな、と思うので、もうちょっとキレイに出来るようにしたいことと、ステップでもうちょっと上体を動かせるようにしたいなと思います。
► 全日本からの調整について
ショートプログラムでは3T-3Tかフリップを失敗してしまっていたので、それが決まるように、とジャンプは練習していました。つなぎの部分で、平山素子先生(Motoko HIRAYAMA 名古屋市出身のコンテンポラリーダンサー・振付師)に見直してもらって、スピンも自分が心がけて、早く回れるように とか考えてやったので、すべてを改善できるように今日まで練習しました。
——平山素子先生の指導について
素子先生には、フリーとショート両方の間のつなぎ、特にショートのほうを直してもらったんですけど、素子先生らしい指導で、「ひとつひとつの動きにストーリーをつけて、それを演じるように、ひとつの動作に意味があるようにやりなさい」と言われたので、それを心がけてやっています。
SP"Prayer for Taylor" @ 2013 4CC
Medalists メダリスト会見
FS 116.99(TES55.83 PCS61.16) 3rd
{3Lz(e) -0.70, 3Lo-2T +0.50, 3F< -0.60, StSq3 +0.86, LSp4 +0.79 // 3Lo< -0.60, 3F~1A(3F~2A) +0.30, 3S-2Lo-2Lo< -0.80, 3T +1.00, FSSp3 0.36, ChSq1 +1.60, CCoSp4 +0.79}
► 今大会を振り返って
去年も、四大陸でショートは良くて、フリーの最終グループに入れたんですけど、フリーがあんまり良くなかったので、今回もショートはすごく良くて、今日の試合では、去年のことを思い出してしまって不安だったんですけど、今この場にいることが出来て、日本の皆で表彰台に乗れたことがすっごく幸せです。
——日本開催の今大会で、大勢のお客さんを前にして、どのようにその緊張感を抑えられたのでしょうか?
今まで試合をして来て、たくさんの声援があった時に、緊張するとかプレッシャーになるとかあまり感じたことはなくて、特に今回は日本だったので、ほんっとにたくさんの声援が聞こえてきて、逆にすごくパワーになって、「よしがんばるぞ」と思えたので、終わった後とかも「ゥワー」って(大歓声で)、すごく気持ちよかったですし、すごくそういう風にしてもらえたらうれしいので、あまり対処法とかそういうのは考えてないです。
FS"Tango selection by Astor Piazzolla" @ 2013 4CC
Machiko YAMADA FS
山田満知子コーチ FS
► フリーの演技について
「もっともっと奏でてたはずなの!」ショートのように、タンゴも。だけどやっぱり、ちょっとそれが出来なかったかな。
ぜんーぜん元気なかったし、「温存、温存」みたいな感じで、やっぱりもう最初から、こっち来てなんか「疲れる疲れる」と言ってましたので、なんていうか「温存して最後まで持たせなきゃ」っていうのが見え見え、って言ったんですけれども。
ジャンプはね、1つミスは、これはまあ、いつもあそこ(3Fから2Aのシークエンスの予定が1Aに)ね。最近は少しずつアクセルも良くなってきたんですけど、まあ、そこはあまり気にしてないけども。
-「温存」してしまったのはどうしてでしょうか?
あのねー、最初来た時は元気だったんですけど、ショートの時からね、「体が重い重い」と言ってましたので、自分で、「スタミナがなー⋯持つかなぁ?」とかっていうのが、どっかで。
あたしが、行ってく前に、さっき信夫先生もおっしゃってたけど、うちも、「失敗してもいいから行け行け!」という風に言ったんですけれども、やっぱり本人は「飛びたい」というのがあって、なかなか、難しいところですね。
► 平山素子さんの演技指導について
創作舞踊(コンテンポラリー)をやってらっしゃる方は、やっぱり ものすごく魅力的なアイディアとか何かがあって。
振付はパスカーレ(カメレンゴさん)とか、いろいろ習ってるから、今のタンゴはタンゴの先生を呼んでやって頂いたり、いろいろ私達も工夫をしてるんですけども、平山先生は総括的に、なかなか「ユニークなアイディア」というか「表現の仕方」を指導して下さるので、パスカーレ達が作って下さったものにもうひとつ、ということで、やっぱり、そこが魅力で、もう2年目になりますけれども、お付き合いさせて頂いています。
► 世界選手権に向けて
少しずつミスがなくなったり、ジャンプの質もちょっとずつは良くなったかなー、と思っています。
やっぱり、皆さんに「すばらしいなあ」と思って頂けるように、ジャンプだけじゃなくて、フットワークも含めて、「演じられる」ように思いっ切りがんばってほしいですね。
Kanako MURAKAMI, Machiko YAMADA @ 2013 4CC
(最後に)
「ありがとうございました。またがんばりまーす!」
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☞ 4CC in Osaka, JAPAN 四大陸選手権 Interviews & Reports